チョコレートとコーラは「兄弟(姉妹)」?
チョコレートの原料はカカオであることはよく知られています。
市販のチョコレートのパッケージにはカカオの実やカカオ豆が
描かれているので、カカオがどのような形なのかはなんとなく
知っているのではないでしょうか。
カカオ豆と言ってしまいましたが、
実はカカオは「豆」ではありません。
カカオは、「アオギリ化科」に属している常緑樹なんです。
通りが良いのでカカオ豆と呼びますが...
同じアオギリ科の仲間には「コーラ」があります。
ハンバーガーやフライドチキンを食べるときに必ずと言って
いいほど飲みたくなる炭酸飲料の「コーラ( 学名:Cola )」は、
このコーラの種子である「コーラ・ナッツ」のエキスを利用
した飲み物です。
つまり、同じアオギリ科から生まれたチョコレートとコーラは、
兄弟(姉妹)のような関係にあるといえます。
そして、カカオ豆を砕いてフレーク(チップ)状にしたものを
カカオニブと呼びます。カカオニブをさらに砕き、パウダー状
にしたものがカカオパウダーです。
カカオ豆そのものはカカオビーンといいます。
カカオ豆を目にする機会はあまりないと思います。
ましてや「カカオニブ」を口にする機会はもっと少ない
のではないでしょうか。
なんと!
その珍しいカカオニブを口にする機会に恵まれました。
しかも、あの高級砂糖「和三盆」と一緒にです。
どこで?こちらで~す ↓↓
USHIO CHOCOLATL ウシオチョコラトル |尾道のチョコレート工場
チョコレート工場はあります。
こちらのお店の方に、「あの~、カカオ豆って苦いんですか?」
と、尋ねると「ちょっと待っててくださいね」といって工房から
カカオニブ&和三盆をもってきてくれました。
和三盆とカカオニブを一緒に手のひらにのせて、
「私たちはこうして食べるんですよ♪」
と試食をすすめてくださいました。
ほんのりとした苦みと和三盆の優しい甘さが口の中に...